《まち歩き体験》「野々市発 白山平野の川をたどって 親子DE!発見」
千年の古道・白山大道 体験ツアー


 古くより交通の要衝として栄えてきた野々市。中世には北陸道を交差するように宮腰(現金沢市金石)から白山本宮を結ぶ『白山大道』があったとされ、海からと山からの物資や人が頻繁に行きかったといいます。
9月23日(祝・火)野々市を基点に、その白山大道を実際に歩いて歴史・文化・産業が育まれたことを体感してみよう!と、野々市の親子5組15名が参加して「千年の古道・白山大道」体験ツアーを満喫しました。

 当日は快晴で風のない絶好の街歩き日和に恵まれました。まずフォルテの正面玄関前で出発式。注意事項とスケジュール確認の後、準備体操を行い出発!

 3班に分かれて歩行リーダー・ガイドを里まち倶楽部の帆苅宏典さん土屋福男さん大地原顕重さんにお願いし、参加者隊列の交通安全管理や健康管理をパルの会、里まち倶楽部のメンバーが担当。お手伝いに石川県立大ビオトープ研究会、オブザーバー参加でいしかわ自然学校のみなさん、保健センターの職員さんが参加して万全のケア体制で臨むことができました。



 コースは8:15野々市市文化会館フォルテ出発→(木呂川用水沿い歩き)→9:30伏見川スポーツ公園にて休憩→9:45出発(伏見川沿い歩き)→金沢市示野町児童公園にて休憩→10:40出発(犀川沿い歩き)→11:15金石港到着 海岸で休憩→11:45出発バスにてフォルテまで→12:20到着解散 でした。
 なんと歩行距離11kmのコースを一人も脱落者を出すことなく歩ききることができました。参加者は街中の家々が立ち並ぶ景色から一転、川辺の自然の残る風景に感動しながら白山の山並みを眺めつつまち歩きの醍醐味を味わったようでした。



 今回は野々市発金石港までのコースをたどりましたが、機会があれば野々市発白山神社までの白山大道をたどりたいとパルの会企画担当者が語っていました。達成感あふれる充実のまち歩きツアーになりました。

☆以下、参加者の感想の一部です
•野々市の歴史を聞きながら、家族で楽しい時間を過ごすことが出来ました。生まれが地元ではなく物知りになった気分です!! 後はスタッフさん、参加者共に自転車や車などで来た際にはお互いに声をかけあえたら良いと思いました。
•川という視点で街を見れたことはとても新鮮でした。
•普段歩かないところなので、いい発見ができた。親子のコミュニケーションがはかれたかどうか分かりませんが、子どもは満足していたようです。
自分は10km歩けるか不安でしたが、何とか歩けました。楽しく歩けるいいコースで、人数もいい感じだったと思います。スタッフの皆様、お世話ありがとうございました。
•子どもにとっては初めての長い距離を歩く体験になりました。普段は車で通り過ぎている所を歩いてみて、新しい発見があったり、一緒に歩く人やわがことの触れ合いもあったりして楽しいウォーキングでした。気候も良く、風が心地よい秋分の日の休日となりました。ありがとうございました。


  2015年03月16日(月) · 05交流NW部会
· (コメントなし)

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