5月17日(日)から計4回シリ-ズで始まった「農業に挑戦!野々市産☆こしひかりづくり&たんぼの生き物観察♪」に応募された野々市市内の親子15家族(大人16名、子ども19名)が野々市市中林の福田康浩さんの田んぼに集合です。
この催しは、一連の稲作体験を通して野々市の農業の楽しさ、大切さ、大変さ、そして田んぼに住む生き物の多様性について知ってもらおうとカメリア・パルの会で企画し石川県立大学ビオト-プの研究会のメンバーが協力しています。
「田植え編」 素足で田んぼ、「気持ち悪い!」から「おもしろ~い!」へ
■開催日:平成27年5月17日(日) ■天気:快晴
朝から青空が広がり、白山が遠くに見え心地よい風が吹き絶好の田植え日和になりました。開講式を済ませ、講師の福田さんから田植えについての話を聞きました。一番にすることそれは枠転がし。五年生の2名が田んぼ18m×21mの広さにきれいな四角の模様が出来上がりました。そして、三本ほどの苗からたくさんのお米ができること知り「さぁ頑張るぞ!」の意気込みです。一列に並んで田んぼの中。「緊張する!!」「気持ち悪い」といっていた子ども達も、ものの数分で田んぼの土の感触に慣れて30分ほどで田んぼの中はおたまじゃくしと苗とのコラボになりました。
お母さん達は「昼食作り」、お父さんと子ども達は「生き物調査」です。田んぼは稲を育てるばかりではなく、昆虫や鳥、蛙などのいろいろな生き物の暮らす場所であることや生き物の名前や生態など教えてもらいました。調査をしているうちに昼食。白山の恵みよってこの田畑があり、その恵みに感謝しながらあぜ道で食べる今日の料理は釜戸ごはん、おかずは野々市産の野菜がたっぷり入った福ふく汁、野菜サラダそして、絶品の朝採りアスパラです。田植えをしたあとお腹がぺこぺこだった子ども達は満面の笑みで頬張っていました。
ご飯を食べた後、子ども達は生き物マップ作り、お父さんとお母さんは福田さんによる野々市の農業についてお話です。生き物調査では、蛙、おたまじゃくし、すずめ、ツバメ、貝ミジンコ、青虫など紙面いっぱい記入することができました。そして今年のグル-プの名前は「かがやき隊」「味噌汁おかわり隊」「レジェント隊」に決定。今日は農業に対する楽しさ、大切さ、大変さ、そして生き物の多様性など自然に対する心が少しでも芽生えていただけたのではないかと思う一日目となりました。。